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FXを10年以上やって、ようやく「チャートを見すぎる危険性」が分かってきた

FXを始めた頃、自分はとにかくチャートを見ていた。

仕事中も気になる。
家に帰っても見る。
寝る前もスマホで確認する。

当時は、

「FXで勝つためには常にチャートを見てチャンスを伺う」

くらいに思っていた。

でも20年以上FXを続けてきて、今はかなり感覚が変わった。

むしろ最近は、

「チャートを見すぎるほど、トレードが崩れる」

と感じることの方が多い。

今日は、自分が長年の失敗の中で感じてきた「チャートを見すぎる危険性」について書いてみたい。


目次

昔は「見れば見るほど有利」だと思っていた

FXを始めた頃は、とにかく監視していた。

5分足、15分足、1時間足…。
気づけばずっと値動きを追っていた。

なぜそんなに見ていたのかというと、

「チャンスを逃したくない」

からやったと思う。

ローソク足が少し動くだけで、

  • ここから伸びるかも
  • エントリーした方がいいかも
  • 今入らないと置いていかれるかも

そんな感情がどんどん出てくる。

でも今振り返ると、この状態のときほど無駄なトレードが多かった。


チャートを見すぎると、“理由探し”が始まる

これはかなり危険やと思っている。

長時間チャートを見ていると、人はだんだん

「エントリーする理由」

を探し始める。

本来は、

  • 週足
  • 日足
  • 4時間足

で環境認識をして、

「条件が揃ったときだけ入る」

はずやった。

でも、ずっと見ていると感情が変わる。

例えば、

  • 「短期やけど形は悪くない」
  • 「長期と方向は同じやし…」
  • 「ここ抜けたら伸びそう」

みたいに、“入る理由”を後付けし始める。

これをやり始めると、かなり危険やった。


自分は「待てない」から短期足へ逃げていた

特に長期足トレードは待ち時間が長い。

数週間ノーエントリー。
下手したら数ヶ月ほとんど触らないこともある。

でも昔の自分は、それに耐えられなかった。

するとどうなるか。

気づけば短期足を見始める。

そして、

  • 「これは短期だけのトレード」
  • 「長期方向と同じだからOK」
  • 「今回は入りやすい形」

みたいに、自分を納得させる。

でも、こういうトレードはだいたい負ける。

今振り返ると、あれは“分析”ではなく、

「トレードしたい感情」

を正当化していただけやったと思う。


FXの本質を理解したら、「見ない時間」が増えた

今もまだFXで完璧に勝てているわけではない。

でも昔よりかなり変わった部分はある。

それが、

「チャートを見ない時間が増えたこと」

や。

週足で方向を見る。
日足でエントリールールが揃うのを待つ。
4時間足でタイミングを取ってエントリー。

このスタイルに変わってから、常に監視する必要がかなり減った。

むしろ、ずっと見ている方が崩れやすい。

長期足では、

  • 10pips
  • 20pips

くらいのブレは誤差みたいなもの。

だから昔ほど細かい値動きに反応しなくなった。

こうなった理由は「FXの本質の理解」にある。

本質とは何か。

為替の値動きには株ほど価格決定に根拠がない。

PERやPBR、EBITDAなんかない。

だから、短期足ほどどう動くか全くわからん相場なんや。

移動平均線や平行線やレンジのブレイクがダマシのことなんか山ほどある。

ダブルトップや三尊が出た後、逆に伸びることも全く珍しくない。

だから、決めたルールできっちりエントリーできても損切りで終わることが半分近くあるんや。

そうなると、1回のトレードにトレード人生をかけたらアカンということ。

どうすればいいんか?

その損切りトレード込みで、トータルでプラスを出すのがFXやと理解することや。

プロ野球の打者とすごく似てると思ってる。

プロ野球の打者は、年間打席でヒットやホームランが3割以上出たらトッププレーヤーや。

でも、7割はアウトになってる。

1回のアウトで立ち直れんようになってたら、トップ選手にはなれんのや。

FXは、年間で5割をちょっとでも超えたらトッププレーヤーの仲間入り。

だから毎回利確にならんでええ。

だから、エントリーできっちり利確と損切りを1.1:1以上で入れて、あとは勝率が5割を超えればええだけや。

これが理解できたら、エントリー後は画面なんか見なくてええんや。


「見ない方がいい場面」がかなり多い

昔は、

「見ていない間にチャンスを逃したらどうしよう」

と思っていた。

でも最近は逆。

見すぎることで、

  • 焦る
  • 触りたくなる
  • 無理やり入る
  • ルールを曲げる

こういうことの方が圧倒的に多かった。

特に含み損や含み益をずっと見ていると、感情がかなり揺れる。

すると、

  • 利確を早める
  • 損切りを動かす
  • ナンピンしたくなる

みたいな行動につながりやすい。

だから最近は、

「必要以上に見ない」

をかなり意識するようになった。


過去検証すると、「待てる形」が少ないと分かる

ここで大きかったのが過去検証やった。

過去検証はMT4を使ったり、無料のソフトを使ったりしてきたけど、それやとリアルトレードとは少し違う。

過去検証や練習をするには、リアルに限りなく近い環境の方がええに決まってる。

だから俺は先行投資のつもりで有料のForex Tester Onlineを購入した。

このソフトは唯一オンラインで動くから、PC、スマホ、タブレットのどれでもログインして使える。

だからこれ一択やった。

Trading Viewに似せて作ってあるだけあって、使いやすい。

トレード画面はこんな感じ。

画像:Forex Tester Onlineトレード画面

おすすめできるで。

Screenshot

Forex Tester Online 公式サイト

Forex Tester Onlineを使って長期間検証していると分かってくる。

実際に優位性がある形って、かなり少ない。

つまり、

「常にチャンスがあるわけではない」

ということ。

昔はこれが理解できていなかった。

だからチャートを見続けて、無理やりチャンスを探していた。

でも検証を繰り返すと、

  • 待つ重要性
  • ノートレの価値
  • 環境認識の優先度

が少しずつ分かってくる。


FXは「暇なくらい」がちょうどいいのかもしれない

今振り返ると、昔の自分は常に“何かしたい”状態やった。

でもFXは、頑張った量と結果が比例しにくい。

むしろ、

  • 待てる
  • 触らない
  • 感情で動かない

方が大事な場面がかなり多い。

だから最近は、

「暇なくらいがちょうどいい」

と思うことが増えた。

もちろん今でも無駄なことをしてしまう時はある。

でも少なくとも、

「見すぎるほど崩れる」

という感覚は、20年以上やってかなり強く感じるようになった。


まとめ

昔の自分は、

「チャートをたくさん見ている人ほど勝てる」

と思っていた。

でも実際は逆やった。

見すぎるほど、

  • 無理やり理由を探す
  • 短期足へ逃げる
  • 感情で触る

ことが増えていた。

FXは、頑張って監視するゲームではなく、

「待てるかどうか」

のゲームに近いのかもしれない。

だから今は、

“どれだけ見るか”

より、

“どれだけ余計なことをしないか”

の方が大事やと感じている。

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この記事を書いた人

就職氷河期世代の元サラリーマン。22年間製薬会社でMRとして勤務後、45歳でFIRE達成。4人家族を養いながらコツコツと資産を積み上げた道のりを、きれいごとなしで発信していく。

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