FXを始めた頃の自分は、
損切りが大嫌いやった。
誰だって損したくない。
できれば損切りせずに利益だけ積み重ねたい。
そう思っていた。
でも15年以上FXを続けてきてわかったことがある。
それは、
損切りができるようにならない限り、FXでは勝てない
ということや。
今回は、自分が長い時間をかけて理解した損切りの本当の意味について書いてみたい。
昔の自分は損切りができなかった
今だから言えるけど、
初心者の頃は典型的な負けトレーダーやった。
例えば、
- 損切りをずらす
- 損切りを広げる
- 損切りを削除する
- そもそも損切りを設定しない
全部やったことある。
さらに、
ナンピンもやった。
「ここまで下がったら反発するやろ」
と思って買い増す。
さらに逆行。
また買い増す。
そして気付いたらとんでもない含み損。
最後は耐えきれずに全部損切り。
そんな経験も何度もある。
なぜ損切りできないのか
理由は簡単や。
利確のことしか考えていないから。
エントリーする時、
頭の中は利益のことばかりになる。
「何pips取れるかな」
「いくら儲かるかな」
そんなことばかり考える。
でも相場は思い通りにならない。
自分から見れば、
明らかに上がりそうなチャート。
明らかに下がりそうなチャート。
そう見えても逆に動くことは普通にある。
だから損切りが必要になる。
FXは確率のゲーム
自分が最も大事だと思っている考え方がこれや。
FXは確率や。
1回の勝負ではない。
10回。
50回。
100回。
もっと長い期間で考える。
例えば勝率60%の手法があるとする。
リスクリワードが1:1やったら、やればやるほど利益は増える。
それでも10回に4回は負ける。
連敗も普通に起こる。
だから、
1回の負けに感情を持ち込むと苦しくなる。

損切りは失敗ではない
昔は、
損切り=負け
と思っていた。
でも今は違う。
計画通りの損切りなら、そのトレードは成功やと思っている。
エントリー前に、
ここまで逆行したら損切りする。
そう決める。
そしてその通りに実行する。
結果として負けた。
でもルールは守れた。
それなら成功や。
何百回のトレードのうちの1回に過ぎん。
逆に利益が出ても、
ルールを無視したトレードなら評価しない。
これが理解できるようになることが重要や。

損切りは経費である
今の自分は、
損切りをビジネスの経費と同じように考えている。
会社を経営するにも、
- 家賃
- 人件費
- 光熱費
が必要になる。
経費ゼロで事業はできない。
FXも同じや。
利益を得るためには、
一定の損切りコストが必ず発生する。
それを受け入れられない人は、
長期的には勝てないと思う。
プロ野球のバッターにも似てると思う。
それはこっちで書いた。

何十連勝しても意味がない
極端な話、
50回連続で勝ったとしても、
1回の負けで全部吹き飛んだら終わりや。
実際、
昔の自分はそれに近いことを何度もやった。
コツコツ利益を積み上げる。
↓
損切りしたくない。
↓
含み損を抱える。
↓
さらに逆行。
↓
大損。
これでは勝てない。
だから利益より先に、
損失を管理することが重要になる。

現在の考え方
今は、
1回のトレードで大きく勝とうとは考えていない。
まずは損失を限定する。
そして優位性のあるトレードを繰り返す。
リスクリワードについても、
ネットでは1:3や1:5などをよく見かける。
もちろん実現できるなら素晴らしい。
でも自分は現実的に考えている。
現在は1:1.5前後を中心に検証している。
場合によっては1:2を狙うこともある。
まだ最適解を探している途中や。

まとめ
FXで勝てるようになるために最も重要なのは、
手法ではない。
損切りやと思う。
損切りは、
- 負けではない
- 保険である
- 経費である
- 次のチャンスのためのコストである
そして、
1回の結果ではなく、
長期的なトータル損益で考える。
この考え方が身についた時、
ようやくFXで戦うスタートラインに立てるのかもしれない。

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