FXを始めると、
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
- RSI
- MACD
など、たくさんのテクニカル指標が出てくる。
でも15年以上FXを続けてきた今思うのは、
まず最初に学ぶべきはダウ理論やった
ということや。
実は昔の自分はダウ理論を軽視していた。
でも今では、
ダウ理論はFXの土台であり共通言語やと思っている。
今回はFX初心者向けに、ダウ理論の基本と実践的な使い方を解説したい。
ダウ理論とは?
ダウ理論とは、19世紀末にアメリカのチャールズ・ダウが提唱した相場理論や。
100年以上前に作られた理論やけど、今でも世界中のトレーダーに利用されている。
理由はシンプル。
相場参加者の心理は100年前も今も変わらないからや。
ダウ理論は6つの基本法則で構成されてる。

①平均は全ての事象を織り込む
経済指標や金融政策といったファンダメンタルズ要因から、
戦争やテロ、
災害など、
全ての事象はチャート上の値動きに反映されている。
なので、
株式投資やFXにおいて
チャート分析を重要視するということや。
②トレンドには3種類ある
ダウ理論では、相場には次の3種類のトレンドがあるとされてる。
- 1年から数年間継続する「長期トレンド」
- 3週間から3ヶ月間継続する「中期トレンド」
- 3週間未満の「短期トレンド」
「長期トレンド」は月足や週足、
「中期トレンド」は週足や日足、
「短期トレンド」は日足や1時間足
などで確認できるということや。
1つの時間軸だけでトレンドを追いかけていると
それよりも長い時間軸のトレンドの値動きを見失う。
やから、3種類をよく把握することが大切なんや。
③主要トレンドは3段階からなる
主要トレンドには次の3つの段階があるという考えや。

・第一段階「先行期」
一部の先行投資家が底値で買ったり、天井から売ったりして価格に緩やかな動きが出る時期。
・第二段階「追随期」
先行期の動きに市場全体が追随して急激な価格変動が起きる時期。
・第三段階「利食期」
先行期にエントリーしていた投資家が利益確定を行う時期。
④平均は相互に確認されなければならない
より高い精度でトレンドをとらえるためには、
複数の銘柄で同じトレンドを確認するべきという考え方や。
株式市場の分析でより重要となる考え方ではあるけど、
FXに当てはめるならば、
相関関係のある通貨ペアや指標を確認するのが重要
ということになる。
⑤トレンドは出来高でも確認されなければならない
出来高っていうのは、
一定期間中に成立した売買数量のことやな。
株式投資では出来高を確認しやすいけど、
でも、FXでは市場全体の出来高を正確に確認することは難しい。
だから、この法則はあまり当てはまらないと言われてる。
⑥トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する
ダウ理論のトレンドとは、
上昇トレンドならば安値は更新せずに高値を更新していく場合、
下降トレンドならば高値は更新せずに安値を更新していく場合。
そして上昇トレンドで高値を更新せずに安値を更新した場合や、
下降トレンドで安値を更新せずに高値を更新した場合は、
トレンドの転換サインと見なされる。
ダウ理論で最も重要なのはこの⑥や。
このトレンドの定義をよく覚えておくのが重要やで。

なぜダウ理論が重要なのか
多くの初心者は、
「どこでエントリーするか」
ばかり考える。
でも本当に重要なのは、
今どちらに相場が動いているのか
を把握することや。
例えば上昇トレンドなのに売りばかり考える。
下降トレンドなのに買いばかり考える。
これでは勝ちにくい。
まず方向を知る。
そのための道具がダウ理論や。
自分が遠回りした理由
正直に言うと、
昔の自分はダウ理論を軽視していた。
それよりも、
- 必勝インジケーター
- 聖杯手法
- 勝率90%のロジック
ばかり探していた。
でも勝てなかった。
なぜなら、
相場環境を見ていなかったからや。
関連記事:

今振り返ると、
土台がないまま家を建てようとしていたようなものやった。
ダウ理論はあまりにも世界中で有名な理論やから、
参加者がみんな意識してる。
意識してるから理論どおりになりやすい。
テクニカル分析において
これほど重要なことはないんや。
ダウ理論の実践的な使い方
実際のトレードでは、
まず上位足を見る。
自分の場合は、
- 週足
- 日足
- 4時間足
を重視している。
自分のエントリー手法はこっちで書いてるから、よかったら読んでみて。

例えば日足で高値・安値を切り上げているなら、
基本的には買い目線。
その状態で4時間足の押し目を探す。
こうすると、
相場の大きな流れに逆らいにくくなる。
ダウ理論だけで勝てるのか?
結論から言うと、
ダウ理論だけで勝ち続けるのは難しい。
ただし、
ダウ理論なしで勝ち続けるのはもっと難しい。
ダウ理論はエントリー手法ではない。
相場の方向を判断するための土台や。
その上に、
- 損切り
- リスクリワード
- 資金管理
- エントリー戦略
を積み上げていく必要がある。
関連記事:

FX初心者が最初にやるべきこと
もし今からFXを勉強するなら、
インジケーターを増やす前にチャートを見てほしい。
そして、ダウ理論に基づいて
「高値と安値はどうなっているか?」
を確認する習慣をつけてほしい。
これだけで相場の見え方は大きく変わる。
まとめ
ダウ理論は100年以上前に作られた理論や。
でも今でも世界中のトレーダーが利用している。
その理由は、
相場の本質をシンプルに表しているからや。
FX初心者がまず覚えるべきことは、
難しいインジケーターではない。
高値と安値の関係を見ることや。
遠回りした自分が今思うのは、
もっと早くダウ理論を真剣に学んでおけばよかったということや。
FXで勝ちたいなら、
まずはダウ理論を土台として身につけることをおすすめする。

気軽にコメントしてな!