【第2話】計算外の出会い。FIRE直前、仕事へのモチベーションを10倍にさせた「若き上司」

(前回のあらすじ)

早期退職の再募集を確信し、「辞めさせてもいい社員」を演じながらFIRE準備を進めていた俺。 資産もテスラ株へ集約し、着々と「その時」へ向かっていた。

まだ第1話を読んでない人はこっちから読んでみてな。

あわせて読みたい
【第1話】資産3億FIREへの伏線。会社の「リストラ」を逆手に取った俺の戦略 俺が退職する約2年前のことや。 会社設立以来、はじめての「早期退職パッケージ」が提示された。 それまでウチの会社は、日本でもグローバルでもまとまったリストラをや...

俺がFIREする半年と少し前のことや。

直属の上司が異動になり、新しい上司がやってきた。

もうすぐ辞めるつもりやのに、またイチから人間関係を作るのは、正味めんどくさい。

しかも、新しい上司は俺よりかなり年下やった。

この会社で若くして管理職になるヤツは、大抵2つのタイプに分かれる。

部下の手柄を横取りするタイプか、パワハラまがいに部下をめちゃくちゃ働かせるタイプか。

どっちにしても、社畜競争でチャンピオンになったヤツに決まってる。

「今までよりもっとやってるフリせなあかんのか……、ハア( ;´Д`)。」

溜息が出た。実際に一緒に働くまでは。

いざ一緒に働いてみると、彼は全然違った。

若くして管理職になってるから野心家ではあるんやろうけど、現場にしょっちゅう出てきて、部下と一緒に汗をかいてくれる。

本社から降りてくる無駄な仕事はうまく調整し、現場を全力で守ってくれる。

現場の課題を解決するために一緒に悩んでくれる。

正直、出世したかったら部下の手柄を自分の手柄にしたり、現場で営業する暇あったら社内営業した方が効率的なんやと思う。

どこの世界でも出世したい人は大抵そうしてるもんな。

でもその上司はそうじゃなかった。

心の中で「うわ〜、どうしよ!?」と悩んだ。

こんなにちゃんとした上司を裏切ったまま辞めたら、FIREしても一生後悔が残るやんか。

俺は、少し考えを変えざるをえんかった。

「この上司がいる間だけは、もう一度ガッツリ仕事しよ。FIRE前の思い出作りや。」

そう決めてから、俺は元々枯れていた仕事のモチベーションをムリやり10倍に上げた。

ドラゴンボールの孫悟空みたいや。

もちろん、社内向きの出世のための仕事は一切やらん。

現場で数字を上げるための仕事、それだけに魂を込めることにした。

FIREという20年来の夢を棒に振るわけにはいかんからな。

でも、真っ当な上司を裏切ってFIREするなんて俺のプライドが許さなかったんや。

第3話へつづく。

あわせて読みたい
【断捨離】3億貯めてFIREした俺が、会社員時代に「真っ先に捨てたプライド」の話 FIREして1年。 自由を手に入れて分かったのは、幸せになるために必要なのは「積み上げること」じゃなく、**「余計なものを捨てること」**やった。 特に、年収1,400万稼...

にほんブログ村に参加しています。この記事がよかったらクリックしてもらえると嬉しいです!

にほんブログ村 投資ブログ 投資でFIREへ    にほんブログ村 その他生活ブログ FIRE(40代)へ    にほんブログ村 投資ブログ 億り人へ

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

就職氷河期世代の元サラリーマン。22年間製薬会社でMRとして勤務後、45歳でFIRE達成。4人家族を養いながらコツコツと資産を積み上げた道のりを、きれいごとなしで発信していく。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次