「ロストジェネレーション」
就職氷河期世代についた、この別称が全てを表している。
1970年〜1984年生まれ、主に1993年〜2005年に就職活動をした世代。バブル崩壊後の経済停滞の中、企業が新卒採用を大幅に削減して有効求人倍率が1.0を下回り続けた時代に、社会に出た俺たちのことや。
今日は同世代に向けて、正直に話すわ。
就職活動、あの頃のリアル
俺は就職活動で30社以上受けた。
大半が書類選考で落ちた。10社ほどなんとか面接に進んで、最終面接まで行けたのは5社くらい。内定をもらえたのは3社やった。
就職活動の序盤は本当に面接にすら進めなくて、大学の就職課に何回も相談に行った。自己PRの書き方、志望動機の作り方——そんなところから教えてもらって、少しずつ改善していった。
書類で何度も落ちたり、面接で連続して落とされたりすると、本当は違うんやけど**「人格を否定されている」**ような気持ちになるんや。
俺はまだいい方やった。知り合いには100社以上受けても内定がもらえていないやつもいた。周りでも本当に悩んでいる人がたくさんいた。
あの時代の就職活動を経験した人なら、この感覚が絶対わかると思う。
入社してからも、割りを食い続けた
苦労して会社に入ったあとも、試練は続いた。
全く給料が上がらへんかった。賃上げゼロという年が何年も続いた。
今年なんか6〜7%の賃上げが並んでいるし、春闘でも6年連続満額回答というニュースが流れている。俺たちの若いころには考えられへんかった数字や。
出世もままならへんかった。
俺たちは団塊ジュニア世代とも重なる人口ボリュームの大きな世代や。上の世代のように出世ポストがうまく行き渡らない。それなりにやっていればいつかは管理職になれるということはなく、頑張ってもずっと平社員という人が異常に多い。
これは自分の実力がないということやない。個人の努力ではどうしようもない社会構造によってキャリアが左右されたということや。
不満を言っても何も変わらへん
このように、自分ではどうしようもないところで割りを食った世代や。不満はたくさんあると思う。俺もそうやった。
でも不満を口にしても、過去は変えられへん。
このブログを見に来てくれた人はFIREに興味がある人が大半やと思う。そうであれば、不平不満を口にするよりも今すぐ動くことの方が、人生を変える可能性がはるかに高い。
今すぐ始めることが、唯一の答えや
まず大きな固定費から削減して貯金を構築し始めよう。そして、すぐに投資を始めよう。それがFIREに1日でも早く近づく方法や。
FIREを目指して最初にやるべきことはこっちの記事で詳しく書いたから、良かったら読んでみてや。

「貯金ができるほど給料が高くない」という人もいると思う。
でもそれでも、ある限りの知恵を絞ってタネ銭を作ってほしい。最初は「こんな少額で意味があるのか」と思うほど少ない金額でもいい。とにかく始めることが大事や。
複利の威力を知れば、少額でも長期間続けることがいかに重要かがわかると思う。
複利の凄さを語った記事はこっちやで。

FIREに到達する時期は相場に左右されるところも大きいから、思いのほか早くなることも十分あり得る。
FIREを目指すと、日々の景色が変わる
FIREを目指して貯金が捗ったり投資を始めたりすると、変化が起きる。
**「一生社畜にならなくてもいいかもしれない」**という希望を持って日々を過ごせるようになるんや。
これは小さいようで、実はとてつもなく大きな変化やと思う。
会社で理不尽なことがあっても、「いつかここを出ていく」という確信があると、メンタルへのダメージが全然違う。資産が増えれば増えるほど、その確信は強くなっていく。
俺たち就職氷河期世代は、スタートラインで理不尽な目に遭った。でも今からでも遅くない。
2026年現在、俺たち世代はまだ40代から50代前半や。FIREを目指すには十分な時間がある。
同世代へのメッセージ
厳しい就職活動をくぐり抜けてきた俺たちには、精神的なタフさがある。理不尽な環境でも諦めずに続ける粘り強さがある。これは就職氷河期世代の強みやと俺は思っとる。
その強さを、今度は自分の人生のために使ってほしい。
FIREを目指すと決めた瞬間から、行動あるのみや。

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