複利の力をわかりやすく解説。アインシュタインが「人類最大の発明」と呼んだ理由

「複利って聞いたことあるけど、実際どれくらいすごいんや?」

今日はその疑問に、具体的な数字で答えるわ。

正直、俺も最初に複利の計算結果を見たときは「これは本当か?」と思った。でも数字は嘘をつかへん。今日はその衝撃を一緒に体感してほしい。


目次

アインシュタインが「人類最大の発明」と呼んだ理由

「複利は人類最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う」

これはアルベルト・アインシュタインの言葉として有名や。相対性理論を発見した天才物理学者が、なぜ投資の話をするんやと思うかもしれへん。

でも実際に複利の計算をしてみると、アインシュタインがそう言った理由が体でわかる。


S&P500への積立投資で起きた「奇跡」

俺が複利の威力に初めて衝撃を受けたのは、ある投資本に書かれていた計算結果やった。

S&P500に1970年から2009年まで、毎年50万円ずつ積み立てた場合の話や。

毎年得られた配当をすぐにS&P500に再投資し続けた場合、2007年のピーク時点での運用総額は3億1125万円になっていた。

ここで驚くべき数字が出てくる。

その3億1125万円の内訳を分解すると——

  • 自己投資分(38年間 × 50万円):1900万円
  • 配当再投資分:1億7700万円
  • 株価上昇による利益:1億2525万円

38年間コツコツ積み立てた元本はわずか1900万円やのに、配当を再投資し続けた分だけで1億7700万円以上になっとる。しかもその金額は自己投資分の9倍以上や。

**「お金がお金を生む」**というのは比喩やなくて、文字通りの事実やということがこの数字で証明されている。

この期間の平均配当利回り3.17%を毎回再投資し続けるだけで、これほどの差が生まれる。これが複利の本質や。


「ジャックとジル」の話——開始時期の差がもたらす衝撃

複利の力をさらにわかりやすく示す、アメリカで有名な話がある。

ジャックとジルというきょうだいの話や。

弟のジャックは18歳から毎年50万円を年利10%で積み立て始め、**25歳でやめた。**つまり8年間だけ積み立てて、その後は一切追加投資しなかった。

ジャックの投資額:50万円×8年=400万円や。

姉のジルは26歳から毎年50万円を年利10%で積み立て始め、**65歳まで続けた。**つまり40年間積み立て続けた。

ジルの投資額:50万円×40年=2000万円や。

さて、65歳時点でどちらの資産が多いか?

直感的に考えれば、40年間も積み立て続けたジルの方が多いと思うやろ。

ところが答えは逆や。

ジャックの方が多い。

ジャックが2億5878万円、ジルが2億2129万円で3749万円もジャックの方が多かった。

8年間しか積み立てなかったジャックの資産が、40年間積み立て続けたジルを上回っている。

理由はシンプルや。ジャックはジルより8年早く始めたからや。その8年間の複利効果が、ジルの40年間の積み立てを上回ってしまうほど大きかったということや。


複利が「魔法」に見える理由

なぜ複利はこれほど強力なのか。

単利と複利の違いで考えてみよう。

単利は元本にだけ利息がつく。100万円を年利10%で運用すると、毎年10万円の利息が得られる。10年後は200万円や。

複利は元本に加えて利息にも利息がつく。100万円を年利10%で複利運用すると——

  • 1年後:110万円
  • 2年後:121万円
  • 5年後:161万円
  • 10年後:259万円
  • 20年後:673万円
  • 30年後:1745万円

単利なら30年後は400万円やけど、複利なら1745万円。同じ元本・同じ利率でも、30年後には4倍以上の差が生まれる。

これが時間が長ければ長いほど差が広がっていく「複利の魔法」の正体や。


複利を最大限に活かすための2つの原則

複利の力を理解した上で、それを最大にするために俺が伝えたいことはシンプルや。

① とにかく早く始めること

ジャックとジルの話が証明しているとおり、始める時期が早ければ早いほど有利や。「準備ができてから始めよう」と考えている間にも時間は過ぎていく。完璧な準備が整う前でも、少額でいいから今すぐ始めることが大事や。

② 長く続けること

複利は時間が長ければ長いほど効果が大きくなる。途中で売ってしまったり、暴落で怖くなってやめてしまったりすると、複利の恩恵を受けられへんなる。「信じて持ち続けること」が複利を最大限に活かす唯一の方法や。


NISAは複利を最大限に活かすための最強の器

最後に一つ付け加えておく。

複利投資をするならNISA口座を使うことを強くすすめる。

通常の課税口座では配当や売却益に約20.315%の税金がかかる。つまり再投資に回せる金額が毎回約20%減ってしまう。

でもNISA口座なら運用益が非課税なので、得られた配当をそのまま全額再投資できる。この差が長期になるほど大きくなる。

複利とNISAの組み合わせは、FIREを目指す上で最強の武器やと俺は思っとる。


まとめ:複利は「待つこと」で力を発揮する

複利は劇的でもなく派手でもない。

毎月コツコツ積み立てて、配当を再投資して、暴落があっても売らずに待ち続ける——その地味な繰り返しの先に、想像を超える資産が積み上がっていく。

「少しでも早く始めること」「長く続けること」——たったこの2つがFIREへの道を切り開く。

今すぐ始めることが、10年後・20年後の自分への最大のプレゼントになるで。

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この記事を書いた人

就職氷河期世代の元サラリーマン。22年間製薬会社でMRとして勤務後、45歳でFIRE達成。4人家族を養いながらコツコツと資産を積み上げた道のりを、きれいごとなしで発信していく。

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