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複利の力はここまで差が出る|投資を早く始めるべき本当の理由

「1900万円が3億1125万円になる…?ウソやろ?」

これ、俺が複利の計算結果を初めて見たときに本気で思った言葉や。

毎年50万円を38年間S&P500に積み立て、配当を再投資し続けたらどうなるか。

答えはこうなった:

  • 自己投資分(元本):1900万円
  • 配当再投資分:1億7700万円
  • 株価上昇による利益:1億2525万円
  • 合計:3億1125万円

元本はたった1900万円やのに、38年後に複利の力で約16倍以上に増えたんや。

今日はこの衝撃の数字を、具体的に分解して解説するで。

アインシュタインが「人類最大の発明」と呼んだ複利の力と、FIREを目指す人がどう活かせばいいのかを話していくわ。


目次

1. 複利とは?シンプルに言うと

複利とは「利息に利息がつく」仕組みのことや。

例えば100万円を年利5%で運用した場合:

  • 単利 → 毎年5万円の利息だけ
  • 複利 → 利息が元本に追加され、次の年はその増えた分にも利息がつく

これが長期になると、想像を遥かに超える差になる。


2. アインシュタインが「人類最大の発明」と言った本当の理由

「複利は人類最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う。」

これはアルベルト・アインシュタインの言葉として有名や。相対性理論を発見した天才物理学者が、なぜ投資の話をするんやと思うかもしれへん。

でも実際に複利の威力を数字で見ると、アインシュタインがそう言った理由が体でわかる。

俺が複利の威力に特に衝撃を受けたのは、ある投資本に書かれていた計算結果やった。

S&P500に1970年から2009年まで、毎年50万円ずつ積み立てた場合の話や。

毎年得られた配当をすぐにS&P500に再投資し続けた場合、2007年のピーク時点での運用総額は3億1125万円になっていた。

ここで驚くべき数字が出てくる。

その3億1125万円の内訳を分解すると——

  • 自己投資分(38年間 × 50万円):1900万円(下のグラフの青い部分)
  • 配当再投資分:1億7700万円(下のグラフの緑の部分)
  • 株価上昇による利益:1億2525万円(下のグラフのオレンジの部分)

38年間コツコツ積み立てた元本はわずか1900万円やのに、配当を再投資し続けた分だけで1億7700万円以上、株価上昇部分で1億2525万円のプラスになっとる。

その金額は自己投資分の9倍以上や。

S&P500に38年間積立投資した場合の資産内訳

(1970年〜2007年ピーク時点 / 毎年50万円積立 + 配当再投資)

総運用額 3億1,125万円
自己投資分(元本) 1,900万円 わずか 6.1%
配当再投資分 1億7,700万円 全体の 56.9%
株価上昇による利益 1億2,525万円 全体の 40.3%

図1:S&P500への38年間積立シミュレーション(1970年-2007年)

「お金がお金を生む」というのは比喩やなくて、文字通りの事実やということがこの数字で証明されている。

この期間の平均配当利回り3.17%を毎回再投資し続けるだけで、これほどの差が生まれる。

スライドにも書いてあるけど、これが複利の本質や。


3. 「ジャックとジル」の話——開始時期の差がもたらす衝撃

複利の力をさらにわかりやすく示す、アメリカで有名な話がある。

ジャックとジルという姉弟の話や。

弟のジャックは18歳から毎年50万円を年利10%で積み立て始め、25歳でやめた。つまり8年間だけ積み立てて、その後は一切追加投資しなかった。

ジャックの投資額:50万円×8年=400万円や。

姉のジルは26歳から毎年50万円を年利10%で積み立て始め、65歳まで続けた。つまり40年間積み立て続けた。

ジルの投資額:50万円×40年=2000万円や。

さて、65歳時点でどちらの資産が多いか?

直感的に考えれば、40年間も積み立て続けたジルの方が多いと思うやろ。

ところが答えは逆や。

ジャックの方が多い。

ジャックが2億5878万円、ジルが2億2129万円で3749万円もジャックの方が多かった。

8年間しか積み立てなかったジャックの資産が、40年間積み立て続けたジルを上回っている。

ジャックとジルの「複利の魔法」比較

年利10%・毎年50万円積立のシミュレーション

👦 ジャック(弟)
18〜25歳の8年間だけ積立
合計投資額:400万円
65歳:2億5878万円
👧 ジル(姉)
26〜65歳の40年間積立
合計投資額:2000万円
65歳:2億2129万円
図2:積立開始時期の違いによる資産推移の差

驚くべきことに、投資額が5分の1(400万円)しかないジャックの方が、65歳時点ではジルより約3,749万円も多くなっています。

「いつ始めるか」は「いくら出すか」よりも重要。

理由はシンプルや。ジャックはジルより8年早く始めたからや。

その8年間の複利効果が、ジルの40年間の積み立てを上回ってしまうほど大きかったということや。

もっと掘り下げて詳しく解説した記事を作ったから、こっちも読んでみてや。

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4. 注意点:複利は万能ではない

ただし、複利にも落とし穴はある。

  • 高い手数料の商品を選ぶと複利の効果が大幅に削られる
  • インフレで実質リターンが目減りする可能性
  • 円高によってドル建て資産の実質リターンが目減りする可能性
  • 途中で引き出してしまうと複利の力が途切れる

特に家族4人でFIREを目指す人は、教育費のピークと複利の運用期間をしっかり調整する必要がある。


5. 複利を最大限に活かすための2つの原則

複利の力を理解した上で、それを最大にするために俺が伝えたいことはシンプルや。

① とにかく早く始めること

ジャックとジルの話が証明しているとおり、始める時期が早ければ早いほど有利や。

「準備ができてから始めよう」と考えている間にも時間は過ぎていく。

完璧な準備が整う前でも、少額でいいから今すぐ始めることが大事や。

② 長く続けること

複利は時間が長ければ長いほど効果が大きくなる。

途中で売ってしまったり、暴落で怖くなってやめてしまったりすると、複利の恩恵を受けられへんようになる。

「信じて持ち続けること」が複利を最大限に活かす唯一の方法や。


6. NISAは複利を最大限に活かすための最強の器

最後に一つ付け加えておく。

複利投資をするならNISA口座を使うことを強くすすめる。

通常の課税口座では配当や売却益に約20.315%の税金がかかる。つまり再投資に回せる金額が毎回約20%減ってしまう。

でもNISA口座なら運用益が非課税なので、得られた配当をそのまま全額再投資できる。この差が長期になるほど大きくなる。

複利とNISAの組み合わせは、FIREを目指す上で最強の武器やと俺は思っとる。

NISAの使い方についてはこっちの記事でも書いてるで。

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まとめ

複利は劇的でもなく派手でもない。

毎月コツコツ積み立てて、配当を再投資して、暴落があっても売らずに待ち続ける——その地味な繰り返しの先に、想像を超える資産が積み上がっていく。

「少しでも早く始めること」「長く続けること」——たったこの2つがFIREへの道を切り開く。

今すぐ始めることが、10年後・20年後の自分への最大のプレゼントになるで。

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ツールが使いやすく、米国株の手数料も安いのが気に入ってるんや。

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この記事を書いた人

就職氷河期世代の元サラリーマン。22年間製薬会社でMRとして勤務後、45歳でFIRE達成。4人家族を養いながらコツコツと資産を積み上げた道のりを、きれいごとなしで発信していく。

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