FIREを目指す上での失敗談。後悔ばっかりやけど、それでもFIREはできた

「FIREを達成した人って、投資も節約も全部うまくいってたんやろ?」

違う。全然違う。

俺の22年間には後悔と失敗だらけや。今日はその話を正直にするわ。


目次

失敗① 不動産投資に踏み出せなかった

2010年ごろから不動産投資に興味を持って、東京のマンションを探したり、中古アパートや戸建てを内見しに行ったり、競売物件に入札したこともあった。本も100冊以上読んで、セミナーにも行って、インフルエンサーに物件の評価をしてもらったこともあった。

でも、結局踏み出せへんかった。

金額が大きいこと、ローンへの心理的抵抗、流動性の低さ——様々な理由を並べて、最終的には**「ビビった」**というのが正直なところや。

2010年代の東京都心のマンションは軒並み値上がりして、10年保有していたら誰も損していないくらいの相場になっている。サラリーマンの与信枠を目一杯使ってローンを組んでいたら、もっと早くFIREできていたのは間違いない。

「もっと早く決断していれば」と思うことは今でもある。でも最終的にFIRE前に2物件を購入できたので、遅くなったけど行動できてよかったと今は思っとる。

不動産投資についてはこっちで語ってるから、よかったら読んでほしい。

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失敗② 中国株に10年間こだわりすぎた

2010年代、俺は中国株投資一本やった。

トータル的にはそれなりのプラスで終わっているからよしとするべきなんやけど、冷静に振り返ると2010年代は中国株よりもはるかに米国株の時代やった。

GoogleやAmazonに投資しておくだけで余裕で10倍以上になっている。S&P500指数でさえ6倍程度になっとる。

中国の成長ストーリーを信じて長年投資し続けたことは間違いやなかったと思っとる。でも結果論で言えば、同じ10年間を米国の成長株に使っていれば、もっと大きなリターンが得られた可能性が高かった。

中国株に投資したことについては、こっちも読んでみて。

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投資の世界では「機会損失」という言葉があるけど、これがまさにそれや。中国株がプラスで終わっていても、その間に米国株で得られたはずの利益を逃したという意味での「失敗」と言えるかもしれへん。


失敗③ 給料アップに特化した転職をしなかった

FIRE目線の転職についてはこっちにまとめてるからまた読んでみて。

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俺は22年間で3回転職した。主な理由はモチベーションの回復と、投資の種銭にするための給料アップやった。

でも今振り返ると、もっと給料アップに特化した転職戦略を取ればよかったと思っとる。

製薬会社には大きく2種類ある。昔から日本法人がある大手外資系企業と、新しい医薬品を開発して最近日本に参入してきた外資系企業や。

後者は名前も知らない会社が多くて、当時は躊躇する人が多かった。でも特にアメリカ資本の会社には**RSU(譲渡制限付き株式ユニット)**という給与制度が存在する。

RSUとは、会社の株式を一定期間後に無償で従業員に付与する制度や。勤続年数に応じて毎年株式が付与されて、その株価が上昇すれば大きな資産になる。

さらに**ESPP(従業員株式購入プラン)**という制度もある。これは自社株を給与天引きで通常10〜15%程度安く購入できる制度や。日本の会社にも「持株会」はあるけど、割引で買える会社はあまりない。

この2つを合わせると、勤続年数に応じてかなりの株数を保有できるようになる。そして日本に新たに参入してきた会社の中には、その後株価が何倍にもなった会社が結構ある。

当時はそういう仕組みを十分に知らないまま転職していた。知っていれば転職先の選び方が変わっていたし、資産形成のスピードが大きく変わっていたと思う。


それでもFIREはできた

投資の失敗、機会損失、転職戦略のミス——振り返れば後悔は山ほどある。

でも、それでもFIREはできた。

これが言いたかったことの一番大事な部分や。

完璧な判断ができなくても、全ての投資がうまくいかなくても、最適な転職ができなくても、少しでも早く始めて諦めずに継続すればFIREはできる。

むしろ失敗があったからこそ、次の判断が磨かれていく。中国株の機会損失を経験したから、テスラへの投資判断ができた。不動産投資で踏み出せなかった経験があるから、FIRE前に勇気を持って決断できた。

完璧を目指す必要はない。始めて、続けることが全てや。

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この記事を書いた人

就職氷河期世代の元サラリーマン。22年間製薬会社でMRとして勤務後、45歳でFIRE達成。4人家族を養いながらコツコツと資産を積み上げた道のりを、きれいごとなしで発信していく。

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