「独身だとFIREしやすいって本当ですか?」
本当や。圧倒的に有利や。
4人家族でFIREを達成した俺が言うんやから、説得力はあると思う。今日は独身者がFIREを目指す上でのメリット・デメリットを正直に話すわ。
独身FIREの最大のメリット①:必要な資産額が全然違う
FIREに必要な資産額は4%ルールで計算する。年間生活費の25倍が目安や。
総務省の家計調査によると、単身世帯の消費支出は月約17万円(年間約203万円)となっており、4%ルールで計算すると独身FIREに必要な資産額は約5000万円が一つの目安になる。
一方、俺のような4人家族の場合はどうか。
子どもが大きくなると食費は親と同等以上になる。衣服、教育費、習い事、交際費——子どもの成長とともにコストは青天井や。毎月の生活費が独身の数倍になるのは当然で、4%ルールで計算すると必要な資産額も比例して増える。
4%ルールについてもうちょっと知りたい人はこっちの記事で説明したで。

俺の感覚で言うと、4人家族やと独身に対して5〜6倍の資産額が必要という感じや。独身で5000万円でFIREできるところを、4人家族やと2億5000万〜3億円が目安になってくる。
この差はでかい。単純に言えば、独身のうちにFIREの目標に向かって動き始めた方が、はるかに少ない資産で自由を手に入れられるということや。
独身FIREの最大のメリット②:自由度が段違い
独身であればコンパクトな住居を選んだり、より安価な地域を選んだりといった柔軟な選択が可能や。
でもそれだけやない。
居住地の選択が完全に自由というのが大きい。生活コストを抑えるために田舎に引っ越す、物価の安い海外に移住する——これが自分一人の決断でできる。
家族がいると全員分のコミュニティが存在する。子どもの学校、友達関係、塾、習い事——これらが「動けない理由」になってしまう。俺の子どもも学校と部活があるから、長期の海外滞在はまだできていない。
独身ならその制約がない。世界中どこにでも、自分が行きたいときに行ける。これは想像以上に大きな自由や。
独身FIREの最大のメリット③:肩書きを気にしなくていい
FIREすると「無職」になる。
これが家族持ちにとっては地味に厄介な問題になる。
子どもに「お父さんはどんな仕事してるの?」と友達や先生から聞かれたとき、なんと答えるか——これは実際に俺も直面した問題や。うちの子も「お父さんの職業を聞かれたらなんて答えたらええの?」と聞いてきた。俺の答えは「サラリーマン卒業生(笑)」や。
各種申込書の「ご職業」欄、PTAの役員決め、ご近所付き合い——職業があることが前提の場面に、家族持ちは何度も遭遇する。
独身ならその問題がほぼない。自分のことだけ考えればいい。「無職です」と言えば済む話や。
具体的な必要資産額のシミュレーション
独身でFIREを目指す場合、どのくらいの資産が必要かを整理しておこう。
月15万円の生活費で暮らせるなら、年間180万円×25倍=4500万円が目安や。 月20万円なら、年間240万円×25倍=6000万円。 月25万円ならゆとりある生活で、年間300万円×25倍=7500万円。
生活費が低いほど、FIRE達成に必要な資産額も少なくて済むため、早期達成に非常に有利に働く。
独身の場合、家賃を抑えたり、食費を節約したりすることで月15〜18万円程度での生活は十分可能や。そうなると4000〜4500万円程度が一つの現実的な目標になってくる。
唯一の注意点:孤独と目的の問題
ここまで独身FIREのメリットを語ってきたけど、正直に言わないといけないことがある。
FIRE後にやりたいことや人と関わることを見つけておかないと、孤独で退屈な毎日になるリスクは独身者の方が高い。
家族持ちはFIREしても毎日家族との時間がある。でも独身でFIREした場合、気を抜くと本当に誰とも会わない日が続くことがある。
以前の記事でも書いたけど、FIREして孤独を感じたり「こんなはずじゃなかった」と会社に戻った人の話はよく聞く。独身者の場合はその傾向がより強く出やすい。
こっちの記事も、日本や海外のFIRE達成者のコメントも集めてみたからよかったら読んでみて。

将来結婚する予定がある人へ
最後に一つだけ言いたいことがある。
将来結婚する予定がある人は、独身のうちにFIREしてしまおう。
結婚して子どもができてからでは、必要な資産額が5〜6倍に跳ね上がる。独身のうちに自由を手に入れてしまえば、その後の人生設計がはるかに楽になる。
独身FIREは「完全な自由」や。家族持ちでもFIREは最高やけど、独身FIREはさらにその上をいく。若いうちに気づいてほしい。

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