資産形成をしていると、
「1000万円を超えたら人生が変わる」
「1億円あれば自由になれる」
そんな話をよく聞く。
では実際に資産額が増えると何が変わるのか。
今回は、自分が
- 1000万円
- 5000万円
- 1億円
- 2億円
- 3億円
を達成した時に感じたことを振り返ってみたい。
資産1000万円|少しだけ自信がついた
27歳の時だった。
24歳から株式投資を始めていたが、27歳で初めて任天堂株を購入した。
当時の任天堂株価は約3万2000円。
100株単位だったので最低購入金額は320万円。
どうしても欲しかったので、他の保有株をかなり売却して購入した。
当時は2007年。
サブプライムショック、リーマンショック前で、株価はかなり上昇した。
だから、購入後はほとんど含み損を見ることなく上昇。
さらに買い増しも行い、資産1000万円を達成した。
しかし、正直に言うと、
生活は何も変わらなかった。
ただ、
「自分のやっていることは間違っていないのかもしれない」
という小さな自信はついた。
当時はまだFIREという言葉も知らず、定年まで会社員を続けることに違和感を持ちながら生きていた。
資産5000万円|まだ道半ば
34歳の時だった。
30歳頃から本格的にFIREを意識し始めていた。
リーマンショックで大きな打撃を受けた日本株から、中国株へ資金を移していた時期でもある。
この頃には4社目の会社へ転職。
仕事のモチベーションもそれなりに高かった。
なんで4社も転職したのかはこっちやで。

2010年ごろからコツコツと購入していた中国株がついに上昇を開始して、資産は5000万円に到達した。
しかし、
達成感はほとんどなかった。
なぜなら、
4人家族で5000万円ではFIREできないからや。
資産形成としては順調。
でもFIREという観点ではまだまだ途中経過。
そんな感覚やった。
資産1億円|少しだけ気持ちが楽になった
35歳の時だった。
中国株が大きく上昇し、一時は1億3000万円近くまで到達した。
ただ、その後すぐに7000万円前後まで下落した。
投資の世界らしい出来事やった。
1億円を達成した時、
もちろん嬉しかった。
でも、
FIREを考えると全然足りなかった。
4人家族。
4%ルールで計算すると年間400万円。
税金を考えるとさらに減る。
4%ルールを詳しく知りたい人はこっちでまとめたで。

自分が目指していた完全FIREや、目標にしている海外と日本を行き来する生活には届かない。
それでも、
なぜか気持ちは少し楽になった。
今振り返ると、
「一生社畜で終わる可能性が少し下がった」
と思えたからかもしれない。
資産額以上に、
精神的な安心感が大きかった。
資産2億円|FIREが現実味を帯びてきた
44歳の時だった。
ここまでの道のりは平坦ではなかった。
- コロナショック
- ウクライナ侵攻
- 利上げショック
など、
何度も暴落を経験した。
さらに中国当局による規制強化を見て、中国株への信頼も揺らいだ。
そこで中国株を全て売却。
以前から長くウォッチしていたテスラへ資金を移した。
合計2年近く投資タイミングを見ていた甲斐があって、テスラ購入後はすぐに上昇した。
2億円を超えた頃から、
ようやくFIREが現実味を帯びてきた。
とはいえ、
まだ決断できる水準ではなかった。
あと少し。
そんな感覚やった。
資産3億円|そしてFIREへ
テスラへの投資がうまく機能し、45歳で資産3億円に到達した。
ただ、
実は資産額だけでFIREを決断したわけではない。
会社の早期退職パッケージ募集があったことも大きい。
もしその制度がなければ、
今も会社員を続けていた可能性は高い。
人生は資産額だけでは決まらない。
タイミングや環境も大切やと思う。
FIRE後の今も不安はゼロではない
ここは意外に思う人もいるかもしれない。
FIREしたら不安がなくなると思っていた。
でも実際は違う。
今の不安は、
資産のほとんどが株式であること。
取り崩しながら生活することには、まだ心理的な抵抗がある。
だから、
- ブログ
- FX
- その他の収入源
など、
定期収入を作る方法を模索している。
もう一つは健康や。
お金があっても健康を失えば意味がない。
FIRE後はむしろ健康の重要性を強く感じるようになった。
まとめ
資産額が増えるたびに人生が劇的に変わると思っていた。
でも実際は違った。
1000万円でも生活は変わらない。
5000万円でもFIREは遠い。
1億円で少し気持ちが楽になる。
2億円で現実味が出てくる。
そして3億円でようやくFIREを決断した。
資産額は大切や。
でも本当に変わるのは数字ではなく、
「選択肢が増えていく感覚」
なのかもしれない。


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