FIRE後の社会とのつながり方。孤独になるのか?1年経った俺の正直な話

「FIREしたら孤独になるんじゃないか?」

これはFIREを目指す人が抱く不安の中でも、特に多い心配の一つや。

FIREして約1年経った今、俺の正直な話と、世界中のFIRE達成者たちのリアルな声を合わせて伝えるわ。


目次

1日に会う人の数が激減した——俺のリアル

サラリーマン時代は毎日たくさんの人と関わっていた。社内の同僚、上司、部下、顧客、同業者——仕事をしているだけで自動的に多くの人と接点があった。

FIREするとそれがほぼなくなった。

今は丸1日家にいて誰とも会わない日もまあまあある。ジムには毎日行くけど、知り合いがいるわけやないので誰かと話すこともない。趣味のコミュニティにもまだ参加していないので、新しくまとまった人数とつながるということもない。

1日あたりに会う人の数だけで言えば、サラリーマン時代と比べると激減しているのは間違いない。

でも俺は孤独を感じていない。

一番大きな理由は家族がいることや。4人家族なので完全な孤独とは無縁や。そしてもともと1人の時間がある程度必要なタイプなので、この状況が心地よいとすら感じている。


世界のFIRE達成者が直面した「人とのつながり問題」

でも全員が俺と同じ感覚になるわけやない。

海外のFIRE達成者たちの体験談を見ると、社会とのつながりの喪失に苦しんだ人は少なくない。

アメリカのFIRE達成者トニーは、FIREしてから2年も経たないうちに仕事に復帰した。復帰の理由として彼が最も挙げたのが**「人とのつながりの欠如」**やった。仕事を辞めることで失ったのは収入だけじゃなく、毎日顔を合わせる同僚との関係、仕事を通じた社会への参加感、自分が何者であるかというアイデンティティやった。

著名なFIREブロガーのサム・ドーゲン氏も、FIREを達成してから7年後にフルタイムの仕事に復帰した。彼はこう言っている。「自分がやりたいことをする自由があるというのはすばらしいことだ。しかし仕事を辞めてから最初の数年は、頭と心が互いに張り合うのだ。」


日本人のFIRE達成者も孤独と向き合っている

日本でも同じような声がある。

45歳でアーリーリタイアして10年経つという人は、こう語っている。

「リタイア後に重要なのは孤独感をどうやってごまかすかで、一人遊びの趣味でスケジュールを埋めても孤独感は解消されない。最初のうちは解放感でいっぱいでも、だんだん社会に取り残されてひとりぼっちの不安感が強くなる」

また30代でFIREを達成した別の人は、**「目標ややりたいことがない状態でFIREしてしまうと、人生の意味を見失ってしまう」**と警告している。FIREした後に株式トレードに無茶なほど没頭して資産の3分の1近くを失ったという経験談も語っている。


社交的なタイプはFIREで孤独を感じやすい

これは正直に言っておきたい。

いろんなコミュニティに広く浅く多くの友人を作るような、社交的なタイプの人がFIREすると孤独を感じやすい可能性がある。

サラリーマン時代は会社という仕組みが自動的に人間関係を作ってくれていた。毎日顔を合わせる同僚がいて、飲み会があって、仕事上のコミュニケーションがある。それが全部なくなったとき、社交的な人ほど大きな喪失感を感じることがある。

さらに「仕事が自分のアイデンティティになっていた人」は特に要注意や。「元〇〇会社の〇〇部長」という肩書きが自分の存在証明になっていると、FIREしてその肩書きがなくなったとき、自分が何者かわからなくなるアイデンティティの危機に陥ることもある。


FIREの本質は「つながりを自分でコントロールできること」

ここが一番伝えたいポイントや。

サラリーマン時代の人間関係は、ほとんどが強制やった。

気が合わない上司とも毎日顔を合わせないといけない。行きたくない飲み会も参加しないといけない。面倒くさい顧客とも笑顔で接しないといけない。

FIREするとそれが全部なくなる。

付き合わなくてもいい人とは付き合わなければいい。気が合う人とだけ付き合えばいい。つながりを増やすも減らすも、全部自分でコントロールできる。

これが一番ストレスが少ない人間関係の在り方やと俺は思っとる。

人と会う頻度は減ったかもしれへん。でも会う人の質は上がった。会いたい人とだけ会える——それがFIREによって手に入れた、人間関係における本当の自由や。


FIREを目指す人へ:孤独対策を事前に考えておく

FIREを目指している人に伝えたいことがある。

「FIREした後に何をするか」を、資産形成と同じくらい真剣に考えてほしい。

趣味のコミュニティに参加する、ボランティア活動をする、新しいことを学ぶ、このブログのように情報発信をする——社会とのつながりを自分で作っていく主体性がFIRE後の生活の質を大きく左右する。

孤独かどうかは性格と事前の準備次第や。FIREは「会社をやめること」がゴールやなくて、**「自分らしい人生を自分で設計すること」**がゴールやということを、改めて忘れないでほしい。

TakはFIREして1日何して過ごしてるんや?という人はこっちに書いてるで。

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この記事を書いた人

就職氷河期世代の元サラリーマン。22年間製薬会社でMRとして勤務後、45歳でFIRE達成。4人家族を養いながらコツコツと資産を積み上げた道のりを、きれいごとなしで発信していく。

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