「趣味は貯金です。」
そう聞くと、ほとんどの人は
「しっかりした人やな。」
って思うんちゃうかな。
確かに、毎月きっちり貯金できる人はすごい。
浪費ばっかりしてる人より、FIREに近いようにも見える。
でもな。
45歳で資産3億円を築いてFIREした今の僕は、あえてこう言いたい。
貯金が趣味になってしまった人ほど、実はFIREから遠ざかることがある。
もちろん、貯金を否定したいわけやない。
僕自身も社会人になった頃は、貯金ばっかりしてた。
でも、もしあの頃のまま「貯金だけ」を続けてたら、今の生活は絶対になかったと思う。
今日はその理由を書こうと思う。
僕も昔は通帳を見るのが好きやった
新卒で外資系製薬会社に入った頃。
同年代と比べたら給料は悪くなかった。
でも、高級車を買うわけでもない。
ブランド物に興味があるわけでもない。
給料日になったら、
少しずつ増えていく通帳の残高を見る。
「あぁ、今月もちゃんと貯まった。」
その瞬間がちょっと嬉しかった。
今思えば、
お金を増やしたかったんやなくて、お金を減らしたくなかった。
そんな感覚やった。
たぶん、多くの人も同じなんちゃうかな。
学校では投資なんか教えてくれへん。
親も「貯金しなさい」とは言うけど、「投資しなさい」とは言わへん。
せやから、
貯金=正義
そう思ってた。
初めて1000万円を超えた時は、本当に嬉しかった
以前の記事でも書いたけど、
初めて資産1000万円を超えた時の嬉しさは、
正直、1億円を超えた時より大きかった。

ゼロから自分の給料だけで1000万円を作る。
これってめちゃくちゃ大変や。
だから達成感もあった。
でも、その翌日。
何か変わったかと言われたら…
何も変わらへんかった。
朝起きて会社へ行く。
営業する。
上司の評価を気にする。
また次の日も同じ。
1000万円あっても、
会社を辞められるわけやない。
自由になれるわけでもない。
その時に初めて思った。
「あれ?貯金だけでは人生変わらへんな。」
って。
貯金には上限がある
ここが一番大事やと思う。
節約は大事。
貯金も大事。
でも、
節約には限界がある。
毎月5万円節約することはできても、
50万円節約することは普通できへん。
一方で、
収入は違う。
転職したら100万円上がる人もザラにおる。
200万円上がる人もおる。
投資で資産が何倍にもなる人もおる。
僕自身もそうやった。
会社が買収されたことをきっかけに転職した。
その結果、
年収は少しずつ上がっていった。
最後の会社では年収1500万円くらいになった。

もし、
「転職は怖い。」
「今の会社で節約だけ頑張ろう。」
そう思ってたら、
たぶん今でも会社員やったと思う。
貯金が趣味になると、お金を使うことまで怖くなる
貯金好きな人に多いのがこれや。
自己投資。
勉強。
経験。
こういう将来返ってくるお金まで、
「もったいない。」
と思ってしまう。
実はこれ、
めちゃくちゃ危ない。
例えば転職活動。
数万円払ってでも資格を取った方が、
年収が100万円上がることもある。
投資の本を読む。
証券口座を作る。
そういう行動が人生を変えることもある。
でも、
貯金が趣味になると、
お金を減らすこと自体が怖くなる。
すると、
人生を変えるチャンスまで逃してしまう。
FIREできる人は、お金を「貯める」から「働かせる」へ変わる
僕がFIREできた理由は、
節約が上手やったからやない。
貯金が好きやったからでもない。
途中で、
「お金は口座で寝かせるものやなくて、働いてもらうものや。」
そう考えるようになったからや。

中国株にも投資した。
リーマンショックも経験した。
15年以上持ってた中国株を全部売って、
テスラへ乗り換える決断もした。
もちろん怖かった。
でも、
その決断が資産を何倍にもしてくれた。
貯金はゴールやない。スタートや。
この記事で一番伝えたいことはこれや。
貯金は絶対に必要。
生活防衛資金もいる。
急な出費に備えるお金もいる。
でも、
貯金はゴールやない。
スタートラインや。
そこから、
投資を覚える。
収入を増やす。
経験にお金を使う。
その積み重ねが、
FIREにつながっていく。
まとめ|通帳の残高より、「人生の選択肢」が増えているか
僕は今でも無駄遣いはせえへん。
でも、
通帳の残高を見て安心することもない。
見るのは、
「このお金が、将来もっと自由を連れてきてくれるか。」
そこや。
もし今、
通帳の残高を見ることが楽しみになってるなら、
一度だけ考えてみてほしい。
そのお金は、
ただ眠ってるだけなんか。
それとも、
未来の自分のために働いてるんか。
FIREは、
貯金だけでは届かへん。
でも、
貯金から始めた人だけが届く場所でもある。
せやから、
貯金は続けたらええ。
ただ、
どこかのタイミングで「貯める人」から「増やす人」へ変わる勇気。
それが、FIREへの一番大きな一歩やと僕は思う。
