はじめに:ショーシャンクの脱獄から1年
2025年3月、22年勤めた製薬会社に退職届を出し、俺は「自由」を手に入れた。
あの時の感覚は、今でも鮮明に覚えとる。映画『ショーシャンクの空に』の主人公が、泥水の中を這いずり回って、ついに嵐の夜に自由を掴み取ったあの瞬間や。
それから1年。2026年3月。
「毎日南の島でカクテルでも飲んでるんか?」と聞かれれば、答えは「ノー」や。
今の俺は、サラリーマン時代よりもストイックに、パソコンの画面と向き合っとる。
ターゲットは、世界中のプロがひしめき合う「FX」と、この「FIREブログ」や。
なぜ、3億円という資産がありながら、俺はわざわざ「難しいこと」に自分を追い込んどるのか。
FIRE1周年という節目に、今の俺のリアルな葛藤と挑戦をさらけ出したいと思う。
1. 株式投資とFX:脳が悲鳴を上げる「別物」の戦い
俺は20年以上の投資経験があるけど、その主戦場はずっと「株式の長期投資」やった。
特にテスラ(TSLA)への全力投資は、俺の資産形成の柱や。
テスラへの全力投資についてはこっちの記事で書いてるから、よかったら読んでいってな。

株の長期投資において、俺は「損切り」なんか設定せえへん。
それは、投資先の企業が「世の中にない価値」を出すために、数万人の社員が毎日命削って努力しとるのを信じてるからや。企業の成長を信じてる以上、価値がゼロになることなんてあり得へんと思っとる。
ところが、FX(外国為替証拠金取引)は全くの別物やった。
正直に言おう。脳の使い方が180度違う。
FXに「企業の努力」なんかない。そこにあるのは、各国の経済力という背景を持った「通貨の波」であり、世界中の大口投資家や超高速AIが獲物を狙う、冷徹な「確率のゲーム」や。
「そんな水準まで動くんか?」という理不尽な上下動。
ファンダメンタルズを超えた、群衆心理の爆発。
その中で、一個人が「エッジ(優位性)」を見出し、利益を出し続けることができるんか。
22年間、MRとして「正解」のある営業を続けてきた俺にとって、この「正解のない確率の海」を泳ぐことは、最高に刺激的で、最高に難しい挑戦なんや。
FXトレードの話は今後も発信していこうと思うてる。まずはこっちも読んでみて。

2. なぜ今、ブログで「手の内」を晒すんか
FXの猛練習(Forex Tester Onlineを回し続ける日々)と並行して、俺はこのブログを書いとる。
正直、Googleアナリティクスの数字を見て「誰も見てへんな……」とがっかりすることもあるわ。
それでも書き続ける理由は、1年前の俺みたいな「孤独な戦士」を救いたいからや。
サラリーマンが「FIRE目指しとる」なんて、社内の上司や同僚に相談できるわけない。そんなん言うたら「あいつはやる気がない」「不届き者や」ってレッテル貼られるのがオチやからな。
俺自身、何年も一人でシミュレーションを繰り返して、誰にも言えん孤独な投資を続けてきた。
ネットを見れば「FIREした」っていう人は山ほどおる。
けど、その大半は正体がわからんかったり、自分とは境遇が違いすぎて参考にならへんかったりする。
「元MR・45歳・家族持ち・3億円」。
この具体的すぎる俺の境遇と、失敗も成功も全部出すこのブログが、誰かの「相談相手」や「共感の場」になればええと思っとる。
それに、この発信自体を自分の「新しい職業」にできたらええな、という密かな野望もあるしな。

3. 「成長の余地ゼロ」からの脱出。15年間のタイムロスを取り戻す
俺はMRという仕事を22年やった。
けど、本音を言えば、始めて7〜8年で「この仕事でこれ以上成長することはないな」って悟ってたんや。
それからの15年間は、生活費と投資の種銭を稼ぐためだけに、魂削って「余計に」働いた期間や。
人生の満足度は、どれだけ興味のあることや楽しいことに熱中したかで決まる。
俺にとっての15年のタイムロスは、あまりにも大きかった。
やから今、俺は焦っとる。
時間ができたからこそ、まずはやってみる。FXも、ブログも、筋トレもや。
「もうこれ以上、自分を停滞させたくない」という飢餓感が、今の俺を突き動かしとるんや。

4. 1年前の自分へ。「1年はマジであっという間やぞ」
もし、2025年3月に退職パッケージを受け取って、晴れやかな顔で会社を去ろうとしとる1年前の自分に声をかけるなら、こう言いたい。
「1年はマジであっという間やぞ。のんびりしてる暇はないぞ」
もちろん、22年間の過酷な奴隷労働を経て、数ヶ月間「抜け殻」みたいになるのはしゃあない。心身のリセットは必要や。
けど、自由の時間は有限や。
ぼーっとしとるうちに、体力も意欲も衰えていく。
「何もしなくていい自由」は素晴らしいけど、それは同時に「何もしなければ1日が消える恐怖」でもある。
自分をコントロールして、新しい目標に向かって自分を追い込める今の環境は、サラリーマン時代の「やらされる苦痛」とは全く質の違う、「心地よい筋肉痛」みたいなもんや。
結びに:FIREは「上がり」やない
FIREして1年経って確信したのは、FIREは人生の「上がり」やなくて、本当の意味で「自分を生きるためのスタートライン」やということや。
3億円の資産は、俺を守ってくれる盾ではあるけど、俺の人生を彩ってくれる主役やない。
主役はあくまで、今日これから取り組むFXのチャート分析であり、このブログの1文字1文字や。
もしあんたが今、会社で理不尽な思いをしながらFIRE目指しとるなら、これだけは伝えたい。
「その先にあるのは、ただの楽園やない。あんたが本当に戦いたかった場所が待っとるで」と。
俺もまだ、挑戦の途中や。一緒に走ろうや。

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